<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 紫宸殿退朝口號>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 紫宸殿退朝口號（ししんでんたいてうこうがう）>
<BookPage: 112>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
戶外昭容紫袖垂，
雙瞻御座引朝儀。
香飄合殿春風轉，
花覆千官淑景移。
晝漏希聞高閣報，
天顏有喜近臣知。
宮中每出歸東省，
會送夔龍集鳳池。
<End Poem>
<Translation>
紫宸殿の扉のそとに、廊下に紫いろの正装をした昭容という二人の女官が立ってい て、同じ紫いろの袖をたらしている。左右から天子の御座に注目して百官を兩班にわけて、朝見の儀を導いてゆく。御香のかおりが殿中いっぱいにみなぎって春風がたゆたい、お庭にさきみだれた花は群臣をうずめるようにもりあがって、のどかな春の日ざしがしずかに移ってゆく。
この御殿はだいぶ奥深いところなので、とくに登のことでもあるし、漏刻$水時計$のひびきもあったに聞こえない。殿外の高閣から時報の係官が今は何時だということを傳呼してくる。天子のお顔に喜びの色があることは、間近に拝することができる近侍の臣$自分もそのひとりだが$にはよくわかる。
さて、宮中から退出して、東省すなわち門下省に締るのだが、そのときは、いつも一同打揃って、宰相たちを、西省すなわち中書省まで見送ることになっている。
<End Translation>
<Formatted Translation>
紫宸殿の扉のそとに、廊下に紫いろの正装をした昭容という二人の女官が立ってい て、同じ紫いろの袖をたらしている。
左右から天子の御座に注目して百官を兩班にわけて、朝見の儀を導いてゆく。
御香のかおりが殿中いっぱいにみなぎって春風がたゆたい、
お庭にさきみだれた花は群臣をうずめるようにもりあがって、のどかな春の日ざしがしずかに移ってゆく。
この御殿はだいぶ奥深いところなので、とくに登のことでもあるし、漏刻$水時計$のひびきもあったに聞こえない。殿外の高閣から時報の係官が今は何時だということを傳呼してくる。
天子のお顔に喜びの色があることは、間近に拝することができる近侍の臣$自分もそのひとりだが$にはよくわかる。
さて、宮中から退出して、東省すなわち門下省に締るのだが、そのときは、いつも一同打揃って、
宰相たちを、西省すなわち中書省まで見送ることになっている。
<End Formatted Translation>